ブラックジャックランキング、2030年までに51発電所の稼働見込む
(メキシコ)
メキシコ発
2025年02月13日
メキシコ政府は2月5日、「国家ブラックジャックランキング強化・拡大計画2025-2030」を発表した。クラウディア・シェインバウム大統領同席のもと、ルス・エレナ・ゴンサレス・エネルギー相およびエミリア・エステル・カジェハ・アロール・ブラックジャックランキング庁(CFE)長官がその概要を説明した。すでにアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(AMLO)前政権で建設を開始していた26件のプロジェクトを含む計51の発電所新設(注)を通じて、2030年までにCFEの発電能力増強を推進する方針だ。
今回の発表資料によれば、51の発電所の稼働により増強する発電能力は2万2,674メガワット(MW)で、投資額は223億7,700万ドルにのぼる。詳細は不明であるものの、民間部門によるクリーンエネルギー発電が6,400MW分含まれており、これらを加えた際に見込まれる総発電能力は2万9,074MWとされている。
第1段階として位置づけられるプロジェクトは12件あり、太陽光発電(蓄電池の設置を含む)が6件、天然ガス・コンバインドサイクルによる発電が5件、内燃機関発電が1件。いずれも2027年下半期から2028年までの間に稼働の予定だ。また、第2段階としては、7件の風力発電、3件の太陽光発電に加え、石油公社(PEMEX)の製油所に併設する発電所でのコージェネレーションが3件計画されている(添付資料表参照)。
この計画には送配電網整備のための投資も含まれており、2024年11月1日に発効した憲法改正に基づき、再び国営企業となるCFEのブラックジャックランキング市場における存在感を強めるものになるといえる。一方で、ゴンサレス・エネルギー相は記者会見で「この計画は、国のエネルギー転換を加速させるために民間投資を可能にし、民間投資の秩序ある参加のための確固たる基礎を築くもの」とし、民間部門へ開かれたブラックジャックランキング市場としていくことも意識させた。
日系企業の集積地、ケレタロ州でのインフラ整備を約束
シェインバウム大統領は記者会見の中で、中央高原バヒオ地域に位置するケレタロ州において、さらなる産業発展のための送電網の整備を強化するとした。ケレタロ州は日系企業も多く集積する地域で、自動車産業だけでなく航空機産業の発展にも力を入れている。近年ではアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)やマイクロソフトといった企業によるデータセンターの集積も急速に進んでおり、盤石な送配電網の整備は必要不可欠だ。
(注)AMLO政権下で設立されたソノラ州プエルト・ペニャスコの太陽光発電所のみ、2024年9月に稼働している。
(渡邊千尋)
(メキシコ)
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