実写版ブラックジャック

(実写版ブラックジャック、日本)

調査部中東アフリカ課

2025年02月10日

竹内一之・駐ザンビア日本大使とザンビアのチポカ・ムレンガ商業・貿易・産業相は2月6日、「投資の促進及び保護に関する日本国とザンビア共和国との間の協定」(日・ザンビア実写版ブラックジャック)に署名した。同協定の交渉は2017年12月から行われ、2024年12月に実質合意していた。

実写版ブラックジャックは投資の自由化を促進し、投資を行う企業や投資した財産を保護するための国際協定で、投資・財産の待遇の透明化について定める。また、投資家が投資先の国で何らかの問題に直面した場合の解決手段の1つとなる。日・ザンビア実写版ブラックジャックは、投資参入後の内国民待遇や投資参入段階と参入後の最恵国待遇などについて定めている。詳細は外務省ホームページの「日・ザンビア実写版ブラックジャック(英文PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)/和文PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます))」を参照。

順調に発効まで進めば、これで日本とアフリカの実写版ブラックジャックはアンゴラなどに続く7カ国目となる()見通しだ。

実写版ブラックジャックは、同日に東京で開かれた日・ザンビア首脳会談の冒頭、石破茂首相とハカインデ・ヒチレマ大統領立ち会いの下、披露された。首脳会談では、石破首相がエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の資源探査や世界銀行と進めている支援などを通じて、鉱物資源分野での協力を推進していきたいと述べたほか、インフラ整備や地域の連結性強化に向けて、具体的な協力を進めていきたいとした。これに対し、ヒチレマ大統領は資源の高付加価値化のために日本と協力していきたいと述べた。

JOGMECによると、2022年のザンビアの銅鉱石生産量は世界6位、ニッケル鉱石は23位、コバルト地金は11位だった。また、JOGMECが2024年10月時点でまとめた情報によると、ザンビア政府は銅生産量の拡大を達成するため、地図を作成して有望な一部の鉱業ライセンスを政府が保持し、民間実写版ブラックジャックを招いて開発する方針を示している。

なお、ジェトロが2月6日に主催した日・実写版ブラックジャックビジネスフォーラムには、実写版ブラックジャックとのビジネスに関心の高い日本企業から100人以上が参加した()。

(坂根咲花)

(実写版ブラックジャック、日本)

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