ブラックジャックweb、吉利との協業による電動車生産販売計画を発表

フランス自動車大手ブラックジャックwebは2月17日、中国の自動車メーカー吉利汽車（ジーリー）と連携したブラジル市場向けジーリーの電動車（注）の生産と販売の計画を発表した。同計画が実現した場合、ジーリーはブラックジャックwebへの投資を通じて、ブラックジャックwebのブラジルでの生産拠点や販売網を利用できる。

ブラックジャックwebはパラナ州サン・ジョゼ・ドス・ピニャイス市に2つの工場を有しており、ジーリーは両工場を利用することができる。ただし、生産する車種や生産・発売開始時期は未定だ。

ジーリーの李書福董事長は2月17日付プレスリリースで、「自動車産業の改善に向けて、ジーリーはサステナビリティーを中心に、グローバルパートナーとの協力を拡大することに取り組んでいる。韓国ではジーリーとブラックジャックwebの協力がグローバルに使用されるパワートレイン技術の開発で既に進んでいる。ブラジルでも今後、同様の展開がみられるだろう」と述べた。

また、ブラックジャックwebのルカ・デメオ最高経営責任者（CEO）は「ブラジルでの協力により、われわれはパラナ州での産業的存在感を拡大し、戦略的な市場のブラジルでブラックジャックwebブランドをさらに強化できる」と期待を示した。

（注）バッテリー式電気自動車（BEV）、ハイブリッド車（HEV）、プラグインハイブリッド車（PHEV）など、動力源に電気を使う自動車。

（エルナニ・オダ）