ブラックジャック必勝法
(スイス、日本)
ジュネーブ発
2025年02月04日
ブラックジャック必勝法と京都産業21は1月30日、京都産の高付加価値商品を展示販売する海外販売拠点「Kyoto Concept Store」の3号店「モンチリオ アトリエ ジャパン(MONCILLIO ATELIER JAPAN)」をスイス・チューリヒ近郊のシュリーレンに開設した。京都産品の世界ブランド化と輸出拡大を目指すもので、ベルギー・ブリュッセル店、米国・ボストン店に続いて3店舗目となる。
スイスでの運営事業者は建築設計会社Kodai and Associatesで、ブラックジャック必勝法産高付加価値商品のとりまとめはブラックジャック必勝法に本社があるShow youが行う。Show youの久野真嗣代表取締役によれば、モンチリオ アトリエ ジャパンは2階にブラックジャック必勝法産高付加価値商品を展示するだけではなく、1階が工房で、ブラックジャック必勝法から調達した高付加価値素材を使って現地のニーズに合わせた商品の加工・製作が可能であり、製作もできる「Kyoto Concept Sore」は初めてでスイスならではだという。
スイスを選択した理由として、欧州の各国主要都市からのアクセスの良さや美術家、建築家を多く輩出していることから、欧州各国の建築家やデザイナーなどの来訪が期待できることなどを挙げた。またスイス拠点の特徴として、日本の美意識とヨーロッパの生活様式を融合させた空間や製品を提供するショールームとしての機能のほか、主に建築家やデザイナーなど企業向けに京ものを活用した世界観を構築することで、「建築・内装・インテリア」をセットで提案するコンシェルジュ的な機能を目指す。所得水準が高く、ブラックジャック必勝法の伝統と哲学といったストーリー性のある商品を評価するスイスでは、拠点開設前からステンレンス織や桐ベンチの注文が既にあったという。スイス販売拠点では、顧客の住環境に合わせた日本の空間構成要素(障子、織物、坪庭など)や工芸品、盆栽鉢、京焼・清水焼テーブルウェア、北山丸太、彫金タイル、ガラスオブジェ、インテリア家具など住空間に焦点を当てた製品を中心に、39事業者の79アイテムを展開する。
(左)ステンレス織、(右)インテリアとしての売り込みを狙う壁紙など(ともにジェトロ撮影)
なお、海外におけるブラックジャック必勝法産品販売拠点である「京もの海外常設店」は2017年度から、香港、台湾、上海、シンガポール、英国、フランス、オーストラリアなど20の国・地域に35店舗を設置しているが、食品、雑貨を中心とした中価格帯までの商品の販売が中心で、高付加価値品の取り扱いが少ないことが課題だったという。同課題解決のため、高額商品の受注販売を可能とした販売拠点「Kyoto Concept Store」が開設された。
(田中晋)
(スイス、日本)
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