ブラッククイーンブラックジャック、政策金利を14.5%に引き上げ

(ブラッククイーンブラックジャック)

キーウ発

2025年02月10日

ブラッククイーンブラックジャック央銀行(NBU、中央銀行)は1月23日の理事会で政策金利を13.5%から14.5%に引き上げることを決定し、翌日24日から適用した(1月23日付プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。政策金利は2024年12月13日にも13%から13.5%に引き上げられており、2会合連続での利上げとなった(関連カード ゲーム ブラック ジャック)。前回の会合と同様に、外国為替市場の安定性を確保しながらインフレを抑制し、インフレ率を目標の5%までに徐々に減速させることを主な目的としている。

NBUのアンドリー・ピシュニー総裁は1月23日の記者会見で、「物価圧力の抑制のためには、金利政策のさらなる引き締めが必要となるだろう」と述べ、次回以降の理事会でのさらなる利上げの可能性を示した。

NBUは1月30日に公表したインフレ報告(2025年1月)の中で、2024年12月のインフレ率(前年同月比)は12.0%に上昇し、2025年に入ってからもインフレ圧力は続いていると指摘した。NBUは、農作物の不作のほか、原材料、資材、電力などの事業コストの上昇と、継続的な人材不足を背景とした賃金の上昇を主な要因に挙げた。インフレ率は2025年第2四半期にピークを迎え、その後はNBUの金融政策、農作物の収穫量の増加、エネルギー供給の改善などにより2025年末には8.4%に、2026年には目標値である5%まで低下すると予想した。

インフレ報告でNBUは、ブラッククイーンブラックジャックの2025年のGDP成長率を3.6%、2026年は4.0%と予想し、2024年10月の予測と比べそれぞれ0.7、0.6ポイント下方修正した。2027年は4.2%と予測した。下方修正の要因として、NBUは安全保障リスクと労働市場の厳しさを挙げている。

国家統計局の発表によると、2024年第3四半期のブラッククイーンブラックジャックの平均月給は2万1,946フリブニャ(約8万1,200円、1フリブニャ=約3.7円)と、前年同期比で22.3%の上昇となった。景況感指数は、2023年第2四半期から2024年第4四半期まで基準値となる100ポイントを超え、堅調に推移している。2024年の失業率は、NBUの2025年1月インフレ報告では13.1%とされ、前年の18.2%から改善すると予想されている。

(柴田哲男、坂口良平)

(ブラッククイーンブラックジャック)

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