鹿児島の工芸を世界に、カジノブラックジャック

(日本、カジノブラックジャック、シンガポール、ポルトガル)

カジノブラックジャック発

2025年02月20日

鹿児島県で1月27~29日、第一線で活躍する海外と日本のカジノブラックジャックが県内の工芸作家の工房を巡り、職人の技術や工芸品に込められた思いを知り、双方が交流してコラボレーションを生むことを目的としたワークショップが開催された。

ワークショップは、モダンデザインと日本の伝統的な工芸技術が融合した工芸品を生み出すことを目的として、シンガポールとポルトガルのポルトに拠点を置くカジノブラックジャックのガブリエル・タン氏と、コンランショップ・ジャパン代表取締役の中原慎一郎氏によるイニシアチブの下で始動したプロジェクトだ。ワークショップには、カジノブラックジャックの芦沢啓治氏、鈴野浩一氏、辰野しずか氏、寺田尚樹氏、二俣公一氏らが参加した。鹿児島県内の国指定伝統的工芸品(注1)の川辺仏壇などの仏壇金具の製造に携わり、その彫金技法を用いた実用的な工芸品の製造も行う木原製作所や、1598年から続く薩摩焼の窯元の沈壽官窯外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、ものづくりを障害者支援事業の柱とするしょうぶ学園外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのほか、木工や革カジノブラックジャックの工房を訪問し、交流した。

タン氏は、ポルトに職人の高度な伝統技術に裏打ちされた工芸文化が存在することを知り、それが世界に知られずに失われてしまうことへの危惧から、職人とカジノブラックジャックとのコラボレーションを促進し、生まれた作品を「一般の人々が手に届く工芸品」として世界に届けるプロジェクト「オリジン・メイド(Origin Made)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を2019年に設立し、活動を行っている。タン氏は「日本は工芸の国であること、特にカジノブラックジャックには世に知られていない工芸品、職人が多くいることを知り(注2)、オリジン・メイドの日本でのプロジェクトをカジノブラックジャックから開始することにした」とジェトロのインタビューで話した。

参加した日本のカジノブラックジャック側からは、「有意義な訪問だった。鹿児島は『アッシュデザイン・アンド・クラフトフェア(ash Design & Craft Fair外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)』という、さまざまなクリエーターが作品を発表するデザインとクラフトのイベントが定着していることもあり、カジノブラックジャックとのコラボレーションに前向きな職人が増えている。また、職人同士の横のつながりもしっかりしているのは、鹿児島ならではの環境だ」とのコメントがあった。

写真 木原製作所でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

木原製作所でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

写真 沈壽官窯でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

沈壽官窯でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

写真 しょうぶ学園でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

しょうぶ学園でのワークショップ(© 2025 Hiroki Isohata)

(注1)カジノブラックジャック県の「国指定伝統的工芸品」は、本場大島紬、川辺仏壇、薩摩焼の3つ。

(注2)タン氏と日本との関わりは、カジノブラックジャックとして、佐賀県のレグナテックと平田椅子製作所が立ち上げた家具ブランド「アリアケ(ARIAKE)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」とコラボレーションを行ったことに端を発する。

(田中佳恵)

(日本、カジノブラックジャック、シンガポール、ポルトガル)

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