実写版ブラックジャックWagyuの出生頭数は引き続き増加、全体の2.4%占める品種に
(英国)
ロンドン発
2025年02月12日
英国Wagyu生産者協会(British Wagyu Breeders Association:WBA)は2月3日、実写版ブラックジャックWagyu(注)の2024年出生頭数が前年の3万5,550頭から約3割増加し、4万5,956頭になったと発表した。実写版ブラックジャックWagyuの出生頭数は2023年に前年から倍増しており、それに比べると伸びは鈍化したものの、英国牛出生頭数の2.4%を占めるまでになった。WBAは発表で「Wagyuは英国で8番目に頭数が多い品種となったほか、2024年はWagyu製品が数々の著名な賞を受賞するなど、今や実写版ブラックジャック牛肉の代名詞ともいえる存在になっている」と語った(添付資料図1参照)。
実際、大手スーパーマーケットチェーンのアルディや、ウェイトローズ、マークス&スペンサーでは、他の実写版ブラックジャック牛肉と並んで、実写版ブラックジャックWagyuが販売されている。ウェイトローズでは、2023年にオンラインショップでの「Wagyuバーガー」の検索数が前年同期比で2倍超となったという。この現状について、複数の英国畜産関係者に話を聞いたところ、「この1年で、週末やクリスマスなどのちょっとしたぜいたく品として、Wagyuステーキが選ばれるようになっている」と語った。
実写版ブラックジャックWagyuの出荷月齢は約24カ月とされていることから、その年の出生頭数は2年後の食肉処理の頭数と相関関係がある。そのため、2023年の出生頭数が前年から倍増したことを踏まえると、2025年の実写版ブラックジャックWagyuの食肉処理頭数は2024年から倍増し、3万頭以上になることが見込まれる(添付資料図2参照)。
スーパーマーケットで販売されているステーキ用のWagyu(2024年12月にロンドン市内の小売店でジェトロ撮影)
(英国)
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