トランプ米大統領への権力集中を65％が危惧、シンクタンクカジノブラックジャック

米国のドナルド・カジノブラックジャック大統領は1月20日の就任以降、大統領令を多数発令しており、その合憲性を疑問視する声も出ている（）。最近の世論カジノブラックジャックでは、トランプ氏に権力が集中することを危惧する割合が高いことがわかった。

米カジノブラックジャックのピュー・リサーチ・センターは2月14日、大統領への権力集中などに関する世論カジノブラックジャック結果（注1）を発表した。それによれば、「トランプ氏に、国家の問題に直接対処する権限を与えるのはリスクが高すぎる」と65％が回答した。支持政党別では、民主党支持者の90％は「リスクが高すぎる」と回答したが、共和党支持者は39％にとどまった。ちなみに、バイデン政権時の2024年に実施した、一般的にみた大統領の権限に関するカジノブラックジャックでは、「大統領に、国家の問題に直接対処する権限を与えるのはリスクが高すぎる」と回答した割合は、民主党支持者で72％、共和党支持者で79％だった。

また、同センターは2026年に向けての経済見通しに関するカジノブラックジャック（注2）についても発表しており、2026年に向けて経済が「良くなる」と40％が回答した。「悪くなる」は37％だった。支持政党別では、共和党支持者の73％が「良くなる」と回答し、楽観的見方を示した。一方、民主党支持者は64％が「悪くなる」と回答した。

生活コストに係る物価の2026年に向けての見通しも、支持政党別の違いが鮮明だった。共和党支持者の多数は価格の低下を予想する一方、民主党支持者の多数は価格の上昇を予想する傾向が見られた。回答の詳細は次のとおり。

• ガソリン・エネルギーの価格（共和党支持者：「手頃になる」73％、民主党支持者：「上昇する」55％）
• 食品・日用品の価格（共和党支持者：「手頃になる」67％、民主党支持者：「上昇する」72％）
• 住宅の価格（共和党支持者:「手頃になる」51％、民主党支持者：「上昇する」68％）

ヘルスケアのコストの見通しについては、共和党支持者は「ほぼ同じ」が49％で、「手頃になる」は35％にとどまった。民主党支持者は73％が「上昇する」と回答した。

（注1、2）実施時期は2025年1月27日～2月2日。対象者は全米の成人5,086人対象。

（松岡智恵子）