ブラックジャックコツ供給契約を締結

アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビ国営石油会社（ブラックジャックコツ）傘下の「ブラックジャックコツガス」は1月27日、JERAグローバルマーケッツと4億5,000万ドルの3年間の液化天然ガス（LNG）供給契約を締結したと発表した。JERAグローバルマーケッツはシンガポールにあるJERAの海外子会社で、トレーディング事業を担っている。今回の契約により、LNGが年間約600万トンの生産能力を持つブラックジャックコツガスの液化施設から日本向けに供給される。

1月27日付国営エミレーツ通信（WAM）よると、ブラックジャックコツガスの最高経営責任者（CEO）のファティマ・アル・ヌアイミ氏は「この協定は、UAEと日本の強固なエネルギー関係と、ブラックジャックコツガスとJERAの数十年にわたる協力関係に基づいており、エネルギー安全保障を確保し、低炭素の未来を実現するという共通のコミットメントを強化する」と述べた。

両者は、直近で2023年に同様の供給契約を締結しており、継続的にブラックジャックコツ調達の契約をしている。

（清水美香）