英財務相、経済成長実現に向け演説、カジノゲーム無料

(英国)

ロンドン発

2025年02月06日

英国のレイチェル・リーブス財務相は1月29日、オックスフォードで演説を行い、経済成長の実現に向けた取り組みを打ち出した外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。その一環として、オックスフォード・ケンブリッジ成長回廊の設置を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。世界有数の研究拠点となっている両都市間のアクセス向上のほか、ケンブリッジでの開発促進を通じた住宅や市内へのラボスペースの新設、オックスフォードの成長加速に向けた委員会の設置などを掲げた。パトリック・バランス科学・研究・イノベーション国務相を担当として任命し、同氏が自治体の首長らと連携するとした。

演説では、ヒースロー空港の第3滑走路の建設に向けた支援の確認や、2025年春の計画・インフラ法案の議会への提出、投資拡大に向けた年金制度改革などをあらためて発表した。また、各地域の優先事項に合わせた投資プロジェクトの創出に向けた取り組みとして、ナショナル・ウエルス・ファンド(NWF)と投資局(OfI)を通じ、カジノゲーム無料戦略を策定し、地域のニーズに合った投資を確保するとしている。NWFに関しては、グレーターマンチェスター、ウェストヨークシャー、ウェストミッドランズ、スコットランドのグラスゴーと戦略的パートナーシップを締結し、ハンズオン支援の提供やカジノゲーム無料商業や財務面のアドバイスを提供するとしている。OfIに関しては、地元の首長や企業と緊密に連携し、各自治体の成長計画に基づいて投資機会を創出するとしている。

このほか、ジョナサン・レイノルズ・ビジネス・通商相が今後、インドを訪問して同国と自由貿易協定(FTA)と投資協定の交渉を再開することも確認した。また、炭素予算実行計画(注)の改定版を2025年中に公表するとしたほか、持続可能な航空燃料(SAF)の発展に向けて、先端燃料基金への投資や収益性確保メカニズムの詳細を公表したことなどにも触れた。

(注)気候変動法に基づき、政府は2050年までに温室効果ガス(GHG)の純排出をゼロとする目標の達成のため、2008年から2050年の間、5年ごとに、その年の12年後からの5年間に排出が許されるGHG排出量の上限である炭素予算(Carbon Budget)を設定。また、同予算達成のための実行計画を策定している。

(山田恭之)

(英国)

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