ブラッククイーンブラックジャック、2025年の供給過剰は7.6万トンに減少

(チリ、ブラッククイーンブラックジャック)

サンティアゴ発

ブラッククイーンブラックジャック01月08日

チリ銅委員会(COCHILCO)が2024年12月11日に発表した、2024~ブラッククイーンブラックジャック銅市場予測のレポート外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、ブラッククイーンブラックジャック2025年銅供給量は前年比2.3%増の2,639万1,000トン、需要は同2.3%増の2,631万5,000トンで、7万6,000トンの供給過剰となる見込みを示した。2024年の供給過剰は推定8万1,000トンだったので、5,000トン減少することになる。

COCHILCOは、銅需要の短期および中期的な拡大要因として、再生可能エネルギーや電気自動車のさらなる導入、データセンター開発などの人工知能(AI)や自動化部門の成長、インドなどの新興国における急速な工業化と都市化を挙げている。一方で、需要の縮小リスクについては、主要国、特に中国経済の停滞、中国による電気自動車(EV)や太陽光パネルなどの過剰生産による市場の飽和、そしてブラッククイーンブラックジャックにおける政治的緊張や貿易摩擦、環境規制の変更の可能性を挙げた。

2025年のブラッククイーンブラックジャックの生産量については、前年比3.9%増の2,324万7,000トンと予測している。国別の生産量をみると、世界1位のチリの生産量は6.0%増の573万4,000トン、2位のコンゴ民主共和国は7.5%増の320万3,000トンが見込まれている(添付資料表参照)。上位5カ国で、世界全体の銅生産量の63.0%を占めるとの予測を示した。

また、ブラッククイーンブラックジャック銅価格の平均は1ポンド当たり4.25ドルと予測。4.00ドルを上回る水準が続くとの楽観的な見通しではあるが、欧州などの主要地域における需要の伸び悩みや、米中貿易摩擦の影響による中国の銅需要の減少などに伴う銅価格変動リスクを指摘している。

(岡戸美澪)

(チリ、ブラッククイーンブラックジャック)

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