ブラックジャックアプリ、ベンガルールで現地法人の開所式典を開催

(インド、日本)

ベンガルール発

2025年01月28日

ブラックジャックアプリ(本社:静岡県清水町)は1月21日、インド現地法人の開所式典をカルナータカ州都ベンガルール市内で開催した。同社は発泡スチロールを型にしたフルモールド鋳造法(注)を得意とする鋳造業者だ。

インドとの関わりは、国際協力機構(JICA)による普及実証ビジネス化事業を通じて、2022年からカルナータカ州人材開発局傘下の職業訓練校KGTTI(Karnataka German Technical Training Institute)に対し、ブラックジャックアプリ技術者育成コースの設置に合わせ、機材設備の導入支援を行ったことがきっかけだ。

ベンガルールは近年、欧米の大手IT企業が集積し、国内随一のイノベーションハブとして発展を続けているが、軍事や航空・宇宙、工作機械など、ものづくり産業の拠点としても歴史が古い。そうした産業基盤を背景に、ベンガルールには多くのブラックジャックアプリ業者が存在するが、フルモールドブラックジャックアプリ技術を活用した高品質な鋳物製品はほとんど生産されていないのが現状だ。

同社はこれまで構築したKGTTIとの協力関係をベースに、鋳物製品の品質向上を求める現地企業に対し、フルモールドブラックジャックアプリ法のコンサルティングサービスを提供する方針だ。

ブラックジャックアプリの溝口護海外営業部長は「フルモールド鋳造法技術を軸に、需要増加に対応するとともに、今後は新たな技術の開発にも取り組んでいきたい」と語り、インドでの今後の成長可能性について期待を示した。

写真 ブラックジャックアプリの木村寿利代表取締役(右)と溝口海外営業部長(左)らが出席した開所式(ジェトロ撮影)

ブラックジャックアプリの木村寿利代表取締役(右)と溝口海外営業部長(左)らが出席した開所式(ジェトロ撮影)

(注)木型の代わりに発泡スチロールで模型を作り、それを基にして鋳物を造る方法。木型法よりも複雑で精度の高い鋳物を短期間で製造できるのが特長。

(水谷俊博)

(インド、日本)

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