ジェトロ、カジノ ブラック ジャック

(インド)

農林水産食品部事業推進課

2024年12月25日

カジノ ブラック ジャックは1289日にインドの首都ニューデリーで、日本産食品サンプルショールーム(SSR)事業(注1)の一環として、日本産食品の試食イベントを実施した。イベントでは、18社から提供された18種の食品を使用し、そうめんを利用した冷製サラダや、すき焼きのたれと七味で味付けをしたスイートポテト、抹茶やさけフレークを利用したお茶漬けなど、インド人シェフが考案したオリジナルメニュー全6品が参加者に振る舞われた。また、メニューの一部は、食品関連見本市「シアル・インディア(SIAL India)」(注2)に設置したライブキッチン会場でも提供した。

写真 ライブキッチンで提供した日本産食品を紹介するインド人シェフ(カジノ ブラック ジャック撮影)

ライブキッチンで提供した日本産食品を紹介するインド人シェフ(カジノ ブラック ジャック撮影)

日本産食品のサンプルを提供した18社のうち3社は実際にイベント会場を訪れ、現地のディストリビューターやレストラン関係者と商談を行った。企業担当者は「現地に直接赴くことで、今後も継続的にやり取りができる関係が築けた」と話した。

写真 アーモンドミルクやしょうゆ豆、玄米などを使ったインド風デザート(カジノ ブラック ジャック撮影)

アーモンドミルクやしょうゆ豆、玄米などを使ったインド風デザート(カジノ ブラック ジャック撮影)

レストランでの試食イベントに参加した41人のインド人参加者全員が「もう一度食べたい」とアンケートに回答するなど、今回提供した試食メニューに対する反応は好評だった。レストラン会場では「大変おいしい。イベント期間中の試食提供だけでなく、常時メニューにぜひ追加してほしい」との声が寄せられた。

写真 試食のイベント(カジノ ブラック ジャック撮影)

試食のイベント(カジノ ブラック ジャック撮影)

インドの日本食レストラン数は410店舗(注3)と、ASEANや中国、韓国などに比べて、展開数は限定的だ。他方、デリー首都圏や経済都市ムンバイなどでは、インド人経営者やインド人シェフによる高級日本食レストランがオープンし始めており、現地の富裕者層を中心に日本食人気が高まりつつある。

(注1)カジノ ブラック ジャックが海外バイヤーに日本産食品の商品紹介や試飲・試食の機会を随時提供することを目的として、複数国・地域にショールームを設置する事業。詳細はカジノ ブラック ジャックのウェブサイト参照

(注2)インド国内最大級の食品見本市で、2024年は200カ国以上から350を超える企業・団体が出展、1万人以上が来場した。

(注3)農林水産省「海外における日本食レストランの国・地域別概数(令和5年)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」参照。

(三宅佑実、川崎宏希)

(インド)

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