第3四半期の貿易、銅のブラック ジャック コツ増で貿易収支の黒字維持

(チリ)

サンティアゴ発

2024年12月03日

チリ中央銀行が11月25日に発表した資料によると、2024年第3四半期(7~9月)の貿易(通関ベース)は、ブラック ジャック コツ額(FOB)が前年同期比8.9%増の242億8,700万ドル、輸入額(CIF)が1.0%減の216億3,800万ドルだった。貿易収支は26億4,900万ドルの黒字で、上半期に続き黒字を維持した。

ブラック ジャック コツを品目別にみると、構成比の約6割を占める鉱産物は前年同期比14.6%増の145億2,300万ドルだった(添付資料表1参照)。そのうち銅は24.1%増だった。第3四半期の銅の国際価格平均が、前年同期比10.1%増の1ポンド当たり4.17ドルと高値で取引されたことや、米国や日本などの主要ブラック ジャック コツ先に加えて、スペインやインド向けのブラック ジャック コツが大幅に増加したことも影響している。

農林水産物は前年同期比16.3%増の11億6,700万ドルだった。果物のリンゴやキウイのブラック ジャック コツがそれぞれ約5割増加した。工業品は0.4%減の85億9,700万ドルだった。工業品のうち、高い構成比を占める食品のサーモンや化学品のブラック ジャック コツが減少したことで、工業品全体でも前年同期比マイナスとなった。一方で、ボトルワインやセルロース・紙など増加した品目もある。

輸入を品目別にみると、消費財は前年同期比2.1%増の59億2,700万ドルだった(添付資料表2参照)。携帯電話、衣類、履物などは増加したが、自動車は4.9%減となった。中間財は1.8%減の114億800万ドルだった。エネルギー製品は、ディーゼル、石炭がそれぞれ減少し、全体で8.4%減だった。資本財は、鉱業用・建設用機械やモーター、発電機、変圧器の輸入減が顕著で、全体として3.0%減だった。

ブラック ジャック コツ入を主要国別にみると、チリの第1位の貿易相手国である中国は、ブラック ジャック コツ(構成比:33.9%)が前年同期比7.1%減、輸入(26.3%)が7.1%増となった(添付資料表3参照)。ブラック ジャック コツは銅カソードや炭酸リチウムなどの鉱産物が減少し、輸入は携帯電話や自動車などの消費財が増加した。対日ブラック ジャック コツは、銅鉱が伸び、全体で51.9%増だった。一方、対日輸入は、主な品目である自動車が減少したことで、21.4%減になった。

(岡戸美澪)

(チリ)

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