ブラック ジャック ルール ディーラー、スリランカで日本企業への就業情報発信イベントを初開催
(スリランカ、日本)
コロンボ発
2024年12月12日
ブラック ジャック ルール ディーラーは11月25日、スリランカの高度人材による日本企業での就業やキャリア構築の機会を紹介する「Japan Career Promotion Forum Sri Lanka」をオンラインで初めて開催した。イベントには1,000人以上の学生が登録し、視聴回数は752回に達している(12月9日時点、録画配信を含む)。
イベントではまず、経済情報サービスを展開するユーザベース(本社:東京都千代田区)のスリランカオフィスが同社での就業やインターンシップの機会を紹介した。また、日本企業でキャリアを築くスリランカ人材によるパネルディスカッションでは、両国間の仕事や文化の違い、適応方法、日本企業でのキャリア形成などについて議論した。
次に、日本企業の海外進出を支援するみらいコンサルティング(本社:東京都中央区)コンサルタントのシャサール・シャキール・フセイン氏は「入社当時、自身はビジネス日本語に慣れていなかったが、顧客との面談後に同僚に面談内容を説明してもらうなどの支援を受け、日本的な仕事の手法、文化に適応できた。自身はイスラム教徒だが、日本の地方でも食事の選択肢が増えている」と話した。
また、日本の教育・人材関連企業で勤務後、スリランカで日本市場向けにウェブシステムを開発するセイロン・ソフト・ソリューションズ最高経営責任者(CEO)のアルナ・クマーラ氏は「日本企業では、業務時間中に高い集中度や規律が求められ、意思決定過程では論理的な根拠を基に慎重に進める傾向がある。他方、海外に展開する日本企業や日本に立地する外資系企業に勤務すれば、日本国内・外で活躍できる可能性がある。こうした成長機会を得るには、日本語能力とともに、自分自身の強みを明確にすることが大切だ」と語った。
ロート製薬(本社:大阪市生野区)の現地法人としてスリランカでスキンケア用品を販売するロート・メンソレータム・ランカ代表のティランカ・ガヤティリ・ラタナーヤカ氏(関連ブラック ジャック ルール)は「日本企業では忍耐と粘り強さが重要だ。多くの日本企業は、複数部署の異動など、社員を長期的に育成する。仮に自身の専門分野とは異なる部署に着任したとしても、最低でも3年間は1つの企業にとどまり、キャリアを築くべきだ」と述べた。
(ラクナー・ワーサラゲー、大井裕貴)
(スリランカ、日本)
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