ウズベキスタンで中東ブラック ジャック 遊び方の閣僚を迎え、再エネ施設を稼働
(ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、トルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン)
タシケント発
2024年12月23日
ウズベキスタン大統領府の発表(12月13日)によると、同国における再生可能エネルギー関連施設の開所・着工式典がタシケント市内で同13日に行われ、総額70億ドルを超える24のプロジェクトが開始された。式典には、同国のシャフカト・ミルジヨエフ大統領のほか、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、トルコからエネルギー分野の閣僚が参加した。
この式典で稼働したのは、ナボイ州でUAEのマスダールが参画する風力発電所、ブハラ州でサウジアラビアのACWAパワーが参画する風力発電所を含む総発電容量2,300メガワット(MW)の太陽光および風力発電所5カ所と、カシカダリヤ州でトルコのアクサ・エネルジが参画するガスタービン火力発電所、タシケント州ほか2州で4カ所の小型水力発電所、アンディジャン州とフェルガナ州で国内初の蓄電システムなど。また、タシケント市と4つの州の6カ所で総発電容量2,500MWの発電所が着工した。これらの新たなプロジェクトにより、今後数年間で950万MW時の電力を生産し、25億立方メートルの天然ガスを節約し、460万トンの温室効果ガスの放出を防ぐことが可能になるとされる。
ミルジヨエフ大統領は、これらは全てブラック ジャック 遊び方からの直接投資で実施されていると述べ、UAE、サウジアラビア、トルコなどの民間企業や国際金融機関に謝意を表明した。同大統領によると、エネルギー部門への参入自由化により過去5年間で約200億ドルの外国投資を誘致し、24の民間発電事業者が活動を開始した。とりわけ、総発電容量3,500MWの太陽光・風力発電所の稼働により、同国の発電量に占めるグリーンエネルギーの割合は16%に達した。
同大統領はエネルギー分野の優先課題として、a.2030年までのグリーンエネルギー開発強化、b.電力市場の民営化継続、c.グリーンエネルギー分野における国際協力の拡大、d.他の経済分野の発展および国民の生活水準向上の新たな原動力としてのグリーンエネルギー活用、の4つを挙げた。第1の課題では、2030年までに総発電容量に占める再生可能エネルギーの割合を従来の目標値だった40%から54%に引き上げるとし、第2の課題では2025年末までに競争力のある電力卸売市場を創設するとして、野心的な目標を掲げた。
世界銀行中央アジア地域事務所のドミトリー・ペトリン地域プロジェクト・コーディネーターは、ウズベキスタン、カザフスタン、アゼルバイジャンからEUへのグリーンエネルギー輸出(関連カジノ 無料 ゲーム、2024年5月16日記事参照)に、経済的な実現可能性が見いだせれば、同銀行はこれを支援する用意がある、と述べた(トレンド通信12月16日)。
(ウラジミル・スタノフォフ)
(ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、トルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン)
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