イラン暦1403年上半期の名目GDP、前年同期比4.0%増

(イラン)

テヘラン発

2024年12月13日

イラン統計センターは12月2日、イラン暦1403年上半期(西暦2024年3月20日~9月21日)の経済レポートを発表し、石油部門を含めた名目GDPは前年同期比4.0%増の5京691兆リアル(約228兆1,095億円、1リアル=約0.0045円)、非石油部門は2.6%増の3京8,374兆リアルとした。

分野別にみると、石油・天然ガス抽出が前年同期比8.8%増、産業・鉱山分野が5.3%増と高い成長率を記録した。ほかには、農業分野が2.9%増、サービス分野が2.5%増だった。

GDPに占める構成比は、サービス分野が38.0%、石油・天然ガス抽出は24.0%、産業・鉱山分野は23.0%、農業分野が8.0%だった。

また、イスラーム共和国通信(IRNA)ではこの発表について、継続的な課題にもかかわらず、経済の主要部門で持続的な成長が続いている、と報じた(12月2日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン)

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