南米最大規模のブラック ジャック カード ゲーム見本市がウルグアイで初開催
(ウルグアイ)
サンパウロ発
2024年12月18日
南米最大規模のブラック ジャック カード ゲーム見本市「ベンタナ・スール(Ventana Sur)」が12月2~6日、ウルグアイの首都モンテビデオで開催された。この見本市は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで前回まで毎年開催されていたもので、今回で16回目となる。ウルグアイでの開催は今回が初めて(注)。主催は、フランスのカンヌブラック ジャック カード ゲーム祭(Marché du Film)、ウルグアイブラック ジャック カード ゲーム・音響映像局(ACAU)、アルゼンチン国家ブラック ジャック カード ゲーム・音響映像庁(INCAA)の3団体。
会場では、企業がブラック ジャック カード ゲーム作品をブースで紹介するマーケットが設置され、ブラック ジャック カード ゲーム企画のピッチ、新作上映会、セミナーなどのイベントが複数の建物で行われた。参加者は、ブラック ジャック カード ゲームプロデューサー、セールスエージェント、ブラック ジャック カード ゲーム配給会社などのブラック ジャック カード ゲーム業界関係者が多かった。また、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、パラグアイ、ブラジル、メキシコなど中南米諸国からの参加者が多くみられた。欧州からの参加者も一定数おり、イタリアはパビリオンも出展していた。一方、アジア系企業のブースは見られなかった。参加者からは「開催場所はアルゼンチンからウルグアイに変わったが、見本市のシステムや規模感に大きな変化はない」という声が多く聞かれた。
ブラジルの映画配給会社は同見本市について、「新作の映画買い付けは毎年2月に開催されるベルリン国際映画祭以降になるため、この場で買い付けを行う事はあまりないが、ブラック ジャック カード ゲーム集まるため、情報交換やネットワーク構築の上で重要なイベント」とコメント。また、中南米の映画配給会社の購買担当に日本映画の買い付けについて尋ねたところ、「(アカデミー賞を受賞した)『ドライブ・マイ・カー』や(アカデミー賞にノミネートされた)『PERFECT DAYS』(パーフェクト・デイズ)などの日本に関連するブラック ジャック カード ゲーム作品が中南米でも注目を集めたことで、日本ブラック ジャック カード ゲームへの関心は高まっている。ただし、新型コロナ禍以降、劇場公開作品の選定は慎重に行っているため、ブラック ジャック カード ゲーム祭やSNSなどで話題になっていることが重要なポイント」との声が複数聞かれた。買い付けにあたり直接日本企業と交渉をするのではなく、欧州のセールスエージェントから情報を得ることが多い、との声も多かった。
日本のブラック ジャック カード ゲーム配給会社も初参加
今回初参加した日本の映画配給会社の海外営業担当者は「ベンタナ・スールは企画マーケットという色が強く、プロデューサーが多くいる印象。欧州の映画見本市に参加しないブラック ジャック カード ゲーム参加していたので、そういった方々とのコミュニケーションの場として良かった。また、作品買い付けの場としては、中南米系の作品が多い」と語った。実際、カンヌ・フィルム・マーケットなど欧州の映画見本市には参加しないが、毎年、同見本市は参加しているというアート映画を中心に扱う独立系の映画配給会社などもみられ、中南米の映画業界関係者との新規ネットワーキング構築の場として活用されている。
(注)2023年12月に発足したアルゼンチンのハビエル・ミレイ政権により、同国ブラック ジャック カード ゲーム業界への公的支援が減少したことで、隣国のウルグアイにおいて初開催となった。ただ、2025年はブエノスアイレス市で開催の予定で、翌年の2026年は再びモンテビデオ市で開催予定。ウルグアイは南米でのブラック ジャック カード ゲーム・音響映像産業振興のハブになることに力を入れており、ウルグアイパビリオンでは担当者が同産業への補助金プログラムの解説を行っていた。
(伊藤優一)
(ウルグアイ)
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