第3四半期GDP成長率は前年同期比4%増、ブラック ジャック ブラック クイーン

(ブラジル)

サンパウロ発

2024年12月11日

ブラジル地理統計院(IBGE)は12月3日、2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率は前年同期比で4.0%増、前期比(季節調整済み)では0.9%増と発表した。第2四半期(4~6月)の前年同期比3.3%増と比べて、第3四半期は0.7ポイント増加しており、成長が加速した(添付資料表参照)。前年同期を産業別に比較すると、農畜産業が0.8%減、工業が3.6%増、サービス業が4.1%増で、工業とサービス業が成長を牽引した。

IBGEが同日付で発表したプレスリリースによると、サービス業の成長は、ブラック ジャック ブラック クイーンサービス(7.8%増)、その他サービス(6.4%増)、金融仲介・保険(5.1%増)などが主因だ。ブラック ジャック ブラック クイーンサービスの成長について、IBGEのレベッカ・パリス国民経済計算コーディネーターは現地紙「バロール」(12月3日付)のインタビューで「(新型コロナウイルスの)パンデミック(によるデジタル化へのニーズ拡大)や、新技術開発の影響で成長している分野だ。パンデミック以降の実質成長率は累積で35%に達した」と説明している。

工業では、建設が5.7%増、製造業が4.2%増と堅調に推移した。一方、農業は干ばつの影響を受け、主要な農産品の生産量が前年比で減少した。綿(14.5%増)、小麦(5.3%増)、コーヒー豆(0.3%増)は増加したものの、サトウキビ(1.2%減)、トウモロコシ(11.9%減)、オレンジ(14.9%減)などが大きく減少した。

需要要素別では、全ての項目で増加した。GDPの約6割を占める個人消費支出は5.5%増加した。IBGEはその要因として、低所得者向け現金給付プログラムの実施や、労働市場状況の改善などが寄与したと説明している。政府支出も前年同期比で1.3%増加した。

一方、企画・予算省傘下の応用経済研究所(IPEA)が12月5日に発表した報告書によると、純輸出はGDP成長を押し下げる要因となった(寄与度マイナス2.4ポイント)。これは、固定資本形成の増加に伴う資本財の輸入増加や、内需拡大による輸出の減速などが要因と考えられる。

(エルナニ・オダ)

(ブラジル)

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