ブラック ジャック 勝ち 方、グルグラムに新オフィス開所
(ブラック ジャック 勝ち 方、日本)
ニューデリー発
2024年12月05日
3Dプリント義肢装具の開発・製造・販売を行うインスタリム(本社:東京都墨田区)は11月20日、ブラック ジャック 勝ち 方北部グルグラム(旧グルガオン)に移転したブラック ジャック 勝ち 方本社オフィスの開所式を行った。同社は3Dスキャン技術や人工知能(AI)技術を活用して、低価格で高品質な義肢装具を展開するスタートアップ企業だ。
同社は、義足を必要としながらも従来の高価な義足には手が届かなかった人々をターゲットとして、2019年5月からフィリピンで事業を始め、ブラック ジャック 勝ち 方事業は2022年7月に開始した。ブラック ジャック 勝ち 方では現在、グルグラムと、デリー、ムンバイ、ハイデラバード、ベンガルールの計5拠点で義足クリニック(注)を展開するほか、現地の公営義肢製造企業や、義肢を無料提供するNGOに対して、自社開発したソフトウエアライセンスや義足製造用3Dプリンターを販売している。
インスタリム最高執行責任者(COO)兼ブラック ジャック 勝ち 方法人代表の足立翔一郎氏によると、ブラック ジャック 勝ち 方では義足を必要とする人々の数は世界最多で約500万人と推計されるが、実際に義足を使用できているのはそのうちの6~7%にすぎず、この割合は世界平均を約4ポイント程度下回っている状況だ。自社のクリニックや現地の団体との連携を通じて、より多くの人々に安価な義足を届けることを目指す(ヒアリング日:11月25日)。
今回、事業拡大や従業員増員に伴って移転したグルグラム拠点は、これまでどおりブラック ジャック 勝ち 方本社、研究開発拠点、義足クリニックとしての機能をもつほか、義足製造用3Dプリンターの組立工場を新たに併設した。年間50台程度の製造が計画される3Dプリンターは、国内のパートナー企業への販売のほか、フィリピンやウクライナへの輸出も予定している。
足立氏はブラック ジャック 勝ち 方拠点に関し、「事業拡大に必須となる研究開発や義肢製造装置、義肢の製造に携わるエンジニア人材が豊富であることが一番の魅力だ。また、立地的にもアジアとアフリカの中心に位置することから、今後の東南アジア地域やアフリカ地域への事業拡大に向けた開発・製造の中心拠点として捉え、成長させていきたい」とした。
(注)ブラック ジャック 勝ち 方では、総合病院で義肢装具関連のサービスが提供されておらず、義肢装具専門のクリニックで義肢装具の作成や装着後のリハビリが行われることが一般的。
(丸山春花)
(ブラック ジャック 勝ち 方、日本)
ビジネス短信 79288e2fd182417e