米USTR、ブラック ジャック web、2025年1月1日から

(米国、中国)

ニューヨーク発

2024年12月12日

米国通商代表部(USTR)は12月11日、中国原産のタングステン、ポリシリコン、ウエハーの米国輸入に対して、1974年通商法301条に基づく追加関税(301条関税)の対象に追加し、ブラック ジャック webと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

USTRが同日公表した官報案外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、対象となるのは、米国関税分類番号(HTSコード)8桁ベースで、タングステン3品目、ポリシリコン1品目、ウエハー1品目の計5品目だ(注1)。タングステンは、現在301条関税の対象品目に含まれていない3品目を新たに追加した上で、25%の追加関税を賦課する。ポリシリコンとウエハーの各1品目は、現在301条関税の対象品目に含まれているものの、追加関税率を25%から50%に引き上げる。2025年1月1日から適用される。

中国原産品に対する301条関税は、トランプ前政権下の2018年7月以降、段階的に賦課されてきた。現在、HTSコード8桁ベースで1万以上の幅広い品目に対して、7.5~100%の追加関税が賦課されている。USTRは、2022年9月に措置の停止あるいは追加的措置の必要性などを検討する見直し作業を開始し、2024年9月に、措置を継続するとともに一部品目を対象に追加しブラック ジャック webことなどを決めていた(米USTR、ブラック ジャック)。他方でUSTRは同月に、今回発表された5品目に関して見直し作業を継続すると発表し、パブリックコメントを募集していた(米USTR、重要鉱物など5品目の対中追加ブラック)。今回の追加的な発表を以って、見直し作業は正式に完了した(注2)。

USTRのキャサリン・タイ代表は発表の中で、「本日発表された関税の引き上げは、中国の有害な政策や慣行の影響をさらに鈍らせるものになるだろう」と述べ、中国の不公正な通商慣行に対抗する措置としての意味合いを強調した。

(注1)タングステン(HTSコード:8101.94.00、8101.99.10、8101.99.80)、ポリシリコン(2804.61.00)、ウエハー(3818.00.00)

(注2)見直し作業の結果の概要は、

(葛西泰介)

(米国、中国)

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