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中国・青島市政府と中国人民大学中国民間企業研究センターが主催する「2024年中国隠れユニコーン企業トップ500会議」が11月5日、青島ハイテク産業開発区で開催された。（後述する評価基準に沿って選出される）隠れユニコーン企業の代表、国内外の有名なベンチャーキャピタルの代表者を含む200人以上が会議に参加した。

会議では、中国発明協会ユニコーン企業イノベーション分会と北京隠れユニコーン企業カジノ ゲーム 無料科学技術院が共同で「2024年中国隠れユニコーン企業トップ500発展報告」を発表した。同トップ500社は、次の評価基準に従ってランキングされている。

1. 企業評価額が2億～70億元（約42億～1,470億円、1元＝約21円）。
2. 独創的または革新的な技術を持っている。
3. 複製が難しいビジネスモデルを有している。
4. 設立から5年程度。
5. 現行の政策の方向性に沿っている。

報告によると、同トップ500社の評価額の合計額は2兆1,330億元で、前年比8.12％増となった。同トップ500社は14の分野に分かれており、うち先進製造業の企業数が前年比で大幅に増加して97社となり、同分野の評価額の合計額は4,097億4,300万元だった。

また、同トップ500社は、北京市、上海市、広東省、浙江省、江蘇省、山東省などを含む24の省・地域に分布しており、青島市から選出された企業は9社だった。分野は人工知能（AI）、チップ、新エネルギー、半導体、マイクロ・ナノ製造技術、スマート家電など。9社の評価額の合計額は421億元だった。

青島市では隠れユニコーン企業を育成するために、大企業によるインキュベーションまたは国有企業による株式投資が行われている。同トップ500に選出された9社の中には、ハイアールやハイセンスなど大手家電メーカーによるインキュベートを受けた企業も含まれる。そのほか、世界最大の鉄道車両メーカー中国中車グループ傘下の中車青島四方機車車輪が設立した企業や、青島市政府が投資した企業などがある（「青島日報」11月6日）。

（董玥涵）