ボゴタでポップカルチャーイベント「ソーファ」開催
(コロンビア)
ボゴタ発
2024年11月12日
コロンビアのボゴタ市内で10月10日から14日、アニメやマンガ、コスプレなどのポップカルチャーイベント「ソーファ(SOFA:Salón del Ocio y la Fantasía)2024」が開催された。
ポップカルチャー関連のイベントとしては国内最大規模とされ、今回で15周年を迎えた。ボゴタ市観光局の発表によると、来場者は5日間で20万3,823人、8割がボゴタ市民だった。同イベントは例年10月中旬に設定されている1週間の学生向け休暇(Semana de Receso)の時期に合わせて開催され、平日でも会場は多くの学生や家族連れでにぎわっていた。男女比は男性45.8%で女性が54.2%、年齢別では18~30才が54.1%で最多、次いで31~45才が34.1%だった。来場者の主な参加目的(複数回答可)は娯楽59.8%、コスプレ35.4%、コミックやマンガ、アニメのグッズ購入32.4%の順となっている。チケットは1日分で約2万5,000ペソ(約875円、1ペソ=約0.035円)。来場者が支出した金額は5万1ペソから10万ペソが27.6%で最多、次いで15万1ペソから20万ペソが24.2%となっている。
5万平方メートル超の会場はアニメ、コスプレ、グッズ販売、ゲーム、アジア文化、カラオケ、ダンスステージなどテーマごとに20を超えるエリアで構成されており、特にゲームエリアは最新のヘッドセットやコントローラーの体験、トーナメント開催などで盛況だった。飲食については、エンパナーダ、ハンバーガーなどのファストフードが中心で、アジア料理はラーメン、巻きずし、韓国風チーズドッグを取り扱うフードトラックが幾つか出店していた。
開催結果レポートの詳細はボゴタ市観光局のウェブサイトに掲載されている。
(木村香菜)
(コロンビア)
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