第3四半期のGDP成長率は前期比0.1%、9月単月ではブラック ジャック トランプ 無料ナス
(英国)
ロンドン発
2024年11月25日
英国国家統計局(ONS)の11月15日付発表によると、英国の2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率は前期比0.1%だった(第1次速報値、添付資料表と図参照)。イングランド銀行(中央銀行)が11月7日に発表した予測の0.2%を下回り、2024年第1四半期(1~3月)の0.7%、第2四半期(4~6月)の0.5%(ともに前期比、改定値)から減速した。
需要項目別でみると、家計最終消費支出は前期比0.5%増で、特に住宅、衣類、履物類への支出が伸びた。政府最終消費支出は、就学者数の増加に加え教育への支出が伸び、全体で0.6%増だった。
産業別でみると、建設業が前期比0.8%増と高く、新規着工は2.0%増加し、そのうちインフラ関連の新規工事が最も寄与した。一方で、修理・メンテナンスに関しては民間住宅での減少を受け0.6%減となった。サービス業については、専門・科学・技術関連サービスの0.7%増が牽引したものの、金融・保険が縮小し、全体としては0.1%増と微増にとどまった。
鉱工業部門は、第2四半期の0.3%減に続き、第3四半期も0.2%減となった。電気、ガス、蒸気、空調設備の供給が減少したことが主な要因。製造業は、輸送機器、機械類で減少が見られたものの、金属製品の増加が寄与し、全体で0.2%増となった。
同日発表された9月単月のGDP成長率は、前月比でブラック ジャック トランプ 無料ナス0.1%となった。製造業と情報通信サービスの減少が主な原因。サービス部門では、前月に引き続き好調な専門・科学・技術関連サービスが0.5%増となったほか、自動車・バイクの修理が増加した。一方、情報通信に関してはプログラミングやコンサルティングサービスの縮小により全体で2.0%の減少となり、サービス部門全体の成長を相殺した。
今回の発表に関し、10月の秋季予算案(新政権として初の秋季予算案発表、ブラック)の影響を指摘する声もある。英国産業連盟(CBI)の主任エコノミスト、ベン・ジョーンズ氏は、予算案発表の前には企業の間で「意思決定の鈍化」が広く報告されていたと述べ、実際に発表された後には企業の警戒感を高めた、と続けた(「BBC」11月15日)。
(松丸晴香)
(英国)
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