カジノ ブラック ジャック

(英国、日本)

ロンドン発

2024年11月05日

欧州最大規模とされるスポーツ・カジノ ブラック ジャック・カンファレンス「リーダーズウイーク」が10月14日から17日にかけ、ロンドン近郊のラグビーの聖地「アリアンツ(旧トゥイッケナム)スタジアム」で開催された。欧州をはじめ世界各国から約3,000人が集結し、企業や団体の意思決定者も多数来場し、各所で活発に商談が行われた。

展示会場にはスポーツテックスタートアップなど約20社が出展した。試合中継時の各スポンサーロゴの露出時間の計測や、試合映像や写真へのタグ付けなど、メディアに関連するサービスを提供する企業が目立った。

カジノ ブラック ジャックでは、日系スポーツテックスタートアップ4社(添付資料表参照)の出展を支援し、ブースにはスポーツチームや連盟、メディア関連企業などが訪れた。出展企業から「意思決定権限を持つレベルの人が集まっており、質が高い」という声があり、一大市場を有する欧州地域への今後の進出や事業拡大に向けて、各出展者が勢いをつけた。

写真 ジャパンブースの様子(カジノ ブラック ジャック撮影)

ジャパンブースの様子(カジノ ブラック ジャック撮影)

会期中は業界著名人による講演や対談、クローズドのネットワーキングイベントも多数開催された。ソニースポーツのルーファス・ハック氏と米国アメリカンフットボールリーグNFLのギャリー・ブラントリー氏による対談では、202310月に実施された「トイ・ストーリー・ファンデー・フットボール外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」の取り組みが取り上げられた。試合中の選手やボールの動きをリアルタイムでキャプチャーし、人気アニメ「トイ・ストーリー」のキャラクターに着せ替え、アニメーション化した映像を実際の試合と並行して生配信するというものだ。米放送会社CBSで放送される試合中継の視聴者の平均年齢が50歳超なのに対し、アニメーション化した映像視聴者の平均年齢が14歳だったことが紹介された。ブラントリー氏は同社の取り組みについて、若い世代のファンの獲得が期待できるだけでなく、コンテンツの消費や学習の仕方が異なるZ世代に対し、ルールを広める新たなツールになるとコメントした。

そのほかにも、スペインのプロサッカーリーグ「ラ・リーガ」のキーガン・ピアス氏が登壇したセッションでは、ラ・リーガが運営する知的障害のある選手向けのリーグ「ラ・リーガ・ジェニュイン」や、今シーズンの全試合の中継でいじめ問題の認知度を高める映像を放映するといった活動を紹介するなど、ダイバーシティーインクルージョンがスポーツ産業の主要テーマの1つとして目立っていた。

写真 会場手前のスタジアムにも装飾が施されていた(カジノ ブラック ジャック撮影)

会場手前のスタジアムにも装飾が施されていた(カジノ ブラック ジャック撮影)

(吉田祥子)

(英国、日本)

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