第8回未来投資イニシアチブ(FII)、ボーダーレスな課題解決に向け議論
(サウジアラビア)
リヤド発
2024年11月05日
第8回未来投資イニシアチブ(FII)がサウジアラビアの首都リヤドで10月29~31日に開催された。今回は「無限の地平線:今日の投資が明日の未来を形作る」と題し、金融、エネルギー、人工知能(AI)を含む最先端技術や、サプライチェーン、観光に至るまで、各分野から政府関係者や経営陣など600人以上の講演者、7,000人を超える参加者が一堂に会した。将来の発展と成長の推進への貢献を目的にし、世界が直面するボーダーレスな課題への戦略について議論した。
サウジアラビアの公的投資基金(PIF)総裁で、サウジアラムコ会長、FII研究所会長を務めるヤシル・オスマン・アール・ルマイヤン氏が開会宣言をし、「2017年の発足以来、FIIは投資業界の変革の力となり1,250億ドル以上の取引を促進し、行動と進歩、解決の力となっている」とFIIの役割を強調した。サウジアラビアの資源と戦略的立地によって重要な分野への投資を促進することができ、目的にかなった投資を推進する上で極めて重要な役割を担っているとも指摘した。
また、サウジアラビア国営通信(SPA)によると、今回のイベント初日には、世界最大の海水淡水化企業で、発電プロブラック ジャック アプリクトを世界各地で開発・運営しているアクワ・パワー(ACWA Power)が17億8,400万ドル相当の4つ協定に調印した。契約には湾岸協力会議(GCC)、中国、中央アジア、北アフリカでのプロブラック ジャック アプリクトが含まれており、プロブラック ジャック アプリクトファイナンス、再生可能エネルギーや蓄電プロブラック ジャック アプリクト、研究開発などの主要分野を網羅している。
(平田若菜)
(サウジアラビア)
ビジネス短信 214df6831ac06c47