日本とバングラデシュの第2回EPA交渉が開催、暫定政権下でも交渉に進捗
(バングラデシュ、日本)
ダッカ発
2024年11月18日
日本の外務省は、11月10日から14日にかけてバングラデシュの首都ダッカにおいて、日・バングラデシュ経済連携協定(EPA)交渉第2回会合がハイブリット形式で開催されたと発表した。
同会合には、日本側首席交渉官である小林出(こばやしいづる)外務省経済局審議官やバングラデシュ側首席交渉官のアエシャ・アクター商業省FTA(自由貿易協定)局担当次官補をはじめとして、両国の各省庁の関係者が出席した。会合では、今後の交渉の進め方や、物品貿易、原産地規則、税関手続きおよび貿易円滑化、投資、知的財産などの各分野について議論が行われた。
バングラデシュは2024年8月から暫定政権が発足しているものの、2026年11月に予定する後発開発途上国(LDC)からの卒業に向けて、日本とのEPA交渉が進められている。両国の産業界からの期待が高く、第3回交渉会合も予定されており、交渉の行方が注目される。
(安藤裕二)
(バングラデシュ、日本)
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