イランのペゼシュキヤーン大統領、フランスのマクロン大統領と電話会談
(イラン、フランス、イスラエル、レバノン、パレスチナ)
テヘラン発
2024年10月18日
イランのマースード・ペゼシュキヤーン大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領と10月13日に電話会談を行い、イスラエルとレバノンのヒズボラの停戦について協議した。
会談の中でペゼシュキヤーン大統領は、常に地域の安全が維持されることを望んでおり、進行中の戦闘を終わらせるための停戦を歓迎すると述べた。
また同大統領は、7月にハマスのイスマイル・ハニヤ政治局長がイランの首都テヘランで死亡した際(2024年8月1日記事参照)、西側諸国がガザでの停戦を約束したことや罪のない人々のさらなる殺害が止まることを願って、イランは自制したとし、この地域の平穏、平和、安定を回復するあらゆる提案を歓迎し、支持すると述べた。マクロン大統領に対しては、他の欧州諸国とともにイスラエルによるガザとレバノンに対する戦闘を停止させるための努力を続けるよう求めた。
同大統領はまた、フランスが最近レバノンにおけるイスラエルの犯罪を非難し、同政権に対するガザで使用される武器の禁輸を呼びかけたことを前向きなことだと評価した〔10月13日付イスラーム共和国通信(IRNA)〕。
(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)
(イラン、フランス、イスラエル、レバノン、パレスチナ)
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