ポップカルチャーイベント「ラゴス・コミックコン2024」開催
(実写 版 ブラック ジャック)
ラゴス発
2024年10月23日
実写 版 ブラック ジャックのラゴス市内で9月14日、西アフリカ最大級のアニメやマンガなどのポップカルチャーイベントである「ラゴス・コミックコン(Lagos Comic Con)」が開催された。主催者によれば、2023年はチケットを有償化したことで来場者が約3,000人に落ち込んだが、今回は過去最多の7,000人以上が来場し、ラゴスのポップカルチャーのファンらで会場はにぎわった。チケットは4,000ナイラ(約320円、1ナイラ=約0.08円)、1万ナイラ、3万ナイラの3種類が用意された。
ラゴス・コミックコンは、映画、アニメ、コミック、ゲームなどクリエーティブ産業の振興のため、ファンやクリエーター、企業などが一堂に会するイベントとして2012年から開始した。スポンサーとしてアニメスタジオや出版社、食品会社など24社が参画し、フランス大使館も後援している。会場では、コスプレのコンテスト、グッズの販売、ゲームの体験コーナー、業界関係者によるトークセッションなどのイベントが実施された。日本のアニメやマンガも多くの若者に人気で、「進撃の巨人」や「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「呪術廻戦」などのコスプレを楽しむファンの姿も見られた。実写 版 ブラック ジャックでは、ネットフリックスやアマゾン・プライムなどの動画配信サービスが進出している一方で、他の有償チャンネルや違法ダウンロードを含め、日本のアニメ・マンガのファンは国内に数多くいるとみられる。
日本のアニメグッズの正規の販売ルートは存在せず、ベンダー自身が国外から持ち込んだものを再販するかたちが多いようだ。会場では日本のアニメキャラクターのステッカーや、キーホルダー、フィギュアなどが販売されていた。ベンダーの1社によれば、グッズの多くは中国から電子商取引(EC)サイトを通じて購入しており、売れ筋はステッカーやフィギュア、ポスターだという。また、アニメファンの話では、日本のアニメやマンガに関するSNSコミュニティーは数多く存在し、ワッツアップ(WhatsApp)やインスタグラム(Instagram)、ディスコード(Discord)がそのプラットフォームとしてよく利用されるようだ。
主催者は、チケットの有償化にかかわらず過去最多の来場者があったことに対し、実写 版 ブラック ジャックの若年層におけるポップカルチャーへの関心の高まりを感じていると手応えを語った。このほか、月間150万人以上のユーザーを抱える実写 版 ブラック ジャック発のウェブトゥーンプラットフォーム「コミック・リパブリック(Comic Republic)」の経営者は、アフリカ発のコンテンツの制作や開発面でも日本のクリエーターとの協業を模索したいと述べ、日本企業への期待を語った。
(柴田北斗)
(実写 版 ブラック ジャック)
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