米エネルギー省、ブラックジャックサイトEVバッテリー用断熱材製造施設建設に約6.7億ドルの条件付き融資発表
(米国)
アトランタ発
2024年10月22日
米国エネルギー省(DOE)は10月16日、断熱材の開発・製造を行うブラックジャックサイト・ジョージアに対し、6億7,060万ドルを上限とする直接融資を条件付きで行うと発表した。
アスペンは2022年、ジョージア州南東部に位置するブロック郡ステーツボロ近郊で、電気自動車(EV)向け特殊遮熱材工場の建設を発表した(実写版ブラックジャック、EV向け遮熱材工場をジョージア州で建設(米国))。今回の直接融資は、ステーツボロに追加で建設予定の第2工場が対象で、同工場ではEV用バッテリー内の断熱用保護層に使われるエアロブラックジャックサイトルブランケットを製造する予定だ。第2工場の操業開始は2027年を予定しており(ビジネス・ジャーナル10月16日)、255人を新たに雇用する予定だ。
DOEによると、同工場がフル稼働すれば、年間200万台以上のEVのバッテリーに同社の断熱材を供給可能となる見込みだ。EV用バッテリーに使用するエアロブラックジャックサイトルブランケットの供給についてアスペンは、ゼネラルモーターズ(GM)、トヨタ自動車、アウディなど多数の大手メーカーと複数年の契約を結んでいる。ジョージア州の工場では、これら既存顧客からの需要の増大に対応するとともに、新規顧客への供給も可能となる見込みだ。
同工場建設予定地の近隣には、韓国の現代自動車グループがEVおよびバッテリーを製造するメタプラント・アメリカがある(注目度高まる北米グリーン市場、その最前線はEV関連ブラック)。アスペンによると、同社は現代自動車グループとは供給契約を結んでいないが、ジョージア州におけるEVエコシステムの成長を「ポジティブに捉えている」とのことだ(「アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション」紙電子版10月16日)。
(檀野浩規)
(米国)
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