日本のアパレル事業、香港のレーンクロフォードでポップアップ展開
(香港)
香港発
2024年10月15日
日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)が運営するブラック ジャック 遊び方イクオリティー(J∞QUALITY)事業が展開する「J∞QUALITY FACTORY BRAND PROJECT」(以下、本プロブラック ジャック 遊び方クト)は10月4日から31日までの28日間、香港の高級老舗百貨店レーンクロフォード(Lane Crawford)の広東ロード店でポップアップ展開を行っている。
ブラック ジャック 遊び方イクオリティーは、「織布・編み立て」「染色整理加工」「縫製」などの全ての生産工程を日本国内の承認された工場で行った商品で、純正の日本製であることを示す統一ブランドだ。また、日本のアパレル需要の創造と、繊維・縫製産地の維持・活性化を目的に、日本国内のみならず、世界に向けた日本の安心・安全なモノづくりを発信している。
今回、ポップアップ店の開催を主催したレーンクロフォードのバイヤーによると、「ヨーロッパのブランドを紹介することはこれまでにもあったが、アジアのブランドを紹介するのは今回が初となる。日本の服飾はクラフトマンシップに富んでおり、ヨーロッパのブランドと比較すると価格は手頃だ」と述べた。
2024年1月の世界最大級のメンズファッション見本市「ピッティウオモ(Pitti Uomo)」に本プロブラック ジャック 遊び方クトが出店した際に、香港のレーンクロフォードのバイヤーの目にとまり、今回のポップアップ展開が決定した。
10月4~6日は来場者と職人が交流し、日本の技術を体感できるよう、水引ピンズ(注)制作のワークショップ、生地の染色実演、オーダーメード注文の受け付けと、1人の職人が全工程を手縫いで仕上げる「まる縫い」の実演、生地カッティング・ワークショップが実演された。とりわけ水引ピンズの作成は来場者も参加することができたため、わずか半日で用意した水引がなくなるといった大反響を見せた。
出店者からは、「メンズで用意したジャケットを女性が購入することが多々あった。理由を聞くと、わざとオーバーサイズを着用するらしく、女性にも着用してもらえることがうれしい」との声が聞かれた。
(注)金属プレート裏面に針を垂直に立てたバッジの一種のこと。
(松浦広子)
(香港)
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