EVの輸入に関する規制を改正

トルコの9月20日付の官報によると、貿易省は電気自動車（EV）の輸入に関する規制を拡大した（）。2023年12月31日付の官報に掲載された第32416条「EVの輸入に関する告知」を「一部のEVおよび外部充電式ハイブリッド自動車の輸入に関する告知」へ変更し、プラグインハイブリッド車（PHEV）を含め、対象型式を拡大して、一部のEVおよびPHEVの輸入に対して認定整備義務を導入する。なお、本措置は発表30日後の発効となる。

要件は次のとおり義務化される。

• 輸入業者は、TS 12047、TS 646およびTS 11921規格に従って、7つの地域に少なくともトルコ規格院(TSE)認定の20カ所のアフターサービス向けの店舗を設置する。
• EVまたはPHEV自動車の保守および修理を担当する者はTSEまたは職業資格認定機関（MYK）が発行する認定証明書を保持する。
• 型式承認（添付資料表参照）を得ていないEVまたはPHEVを輸入する場合、税関でTSEが発行する免除・対象外を証明するレターを提出する。

（井口南）