セレスと長安汽車、オンライン カジノ ブラック ジャック
(中国)
成都発
2024年09月11日
中国・重慶市に本社を置く新エネルギー車メーカー賽力斯集団(セレス)は8月23日、中国通信機器大手である華為技術(ファーウェイ)の全額出資子会社、引望智能技術(以下、引望智能)の株式10%を取得した。取引金額は115億元(約2,415億円、1元=約21円)になる。
セレスの張興海董事長は、ファーウェイと共同開発した車種「問界AITO」を高く評価したほか、引望智能が自動車業界のスマート化に向けたオープンプラットフォームとなるよう継続的に支援すると表明。さらに、これから3年以内に「問界AITO」の年間生産・販売台数を100万台とする目標を示した。
ファーウェイの余承東常務董事は「引望智能にはファーウェイのスマートカー事業のコア技術を集約している。ファーウェイは引望智能の自動車業界スマート化への取り組みを全面的に支援する」と表明した。余承東常務董事は今回の提携について、「ファーウェイとセレスの協力関係はより包括的に、より緊密となるだろう」と評価し、「問界AITO」ブランド力向上を継続的にサポートする意向も強調した。
このほか、ファーウェイは8月20日、同じく重慶市に本社を構える中国自動車大手の長安汽車と投資提携協議を締結した。これにより、長安汽車傘下の電気自動車メーカーの阿維塔科技(アバター・テクノロジー)は、引望智能の株式10%を取得したと発表した。
ファーウェイの徐直軍董事長は「アバター・テクノロジーとの提携は、ファーウェイが完成車メーカーの高度生産を支援する画期的な取り組みだ。ファーウェイは引望智能が自動車業界のオープンプラットフォームとなるよう、取り組んでいく」と強調した。
ファーウェイは引き続き、パートナー企業向けに、引望智能の株式取引を進める意向。株式取引を通じ、パートナー企業とともに自社の自動車業界全体のスマート化を推進していく。
(王植一)
(中国)
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