S-GE、ブラック ジャック アプリとスイスミッション開催
(スイス、日本)
ジュネーブ発
2024年09月24日
スイスの貿易・投資振興機関スイス・グローバル・エンタープライズ(S-GE)は9月10~11日、脱炭素技術のイノベーションを促進する「ブラック ジャック アプリ2024」をスイスと日本で開催した。在東京代表部のスイス・ビジネス・ハブ・ジャパン、2023年9月に日本初のスイス科学領事館として大阪に開館したSWISSNEX、スイス国内6カ所のイノベーションパークを通じて官民連携を推進するスイス・イノベーションと共催した。
大阪のSWISSNEXとオンラインでつないだスイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH)でのセミナーでは、トップクラスの研究者や産業界のリーダー、政策立案者が脱炭素への取り組みを発表した。初日の10日は再生可能エネルギーと市場の開発に焦点を当てた。ロジャー・デュバック駐日スイス大使、ブノワ・レバズ・スイス連邦エネルギー庁長官、寺澤達也・日本エネルギー経済研究所理事長ほか、著名な講演者が気候変動とエネルギー転換に立ち向かうためのイノベーションと新たな政策実施の重要性を強調した。11日は、安定的かつ持続可能なエネルギー供給と、地球温暖化防止のためのエネルギー貯蔵と二酸化炭素(CO2)回収ソリューションに焦点を当てた。また、2日間にわたり、エネルギー分野の脱炭素技術を提供するスイスと日本の複数のスタートアップがピッチを行った。主なトピックは水素、循環型社会、リサイクル、持続可能性だった。
また、在欧日系企業を含めた日本企業の参加を募るスイスへのミッションも9月10~12日に開催し、同ミッション部分はジェトロも広報や一部プログラムに協力し、本田技術研究所、日立産機システム、ヤマハ発動機など12社18人が参加した。
10日午後にブラック ジャック アプリチューリヒやスイス連邦材料科学技術研究所(Empa)、11日午後にはブラック ジャック アプリビール/ビエンヌ、スイス・イノベーションパーク・ネットワーク・ウエスト・EPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)、12日にはエネジーポリスなどを視察し、関連するスタートアップの脱炭素関連の技術についてピッチが行われた。主要なイノベーションパークの網羅的な視察のほか、産官学による横断的な座学やスタートアップのピッチなど、スイスの脱炭素技術と連携の可能性を探る絶好の機会となった。
次回のブラック ジャック アプリは、主催者によると、2025年9月に開催予定。
(田中晋、ナタリー・コルニエ)
(スイス、日本)
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