タイ保健省、仏教上の祝日における国際空港での酒類販売について意見公募
(タイ)
バンコク発
2024年08月19日
タイ保健省食品疾病管理局は8月31日まで、仏教上の祝日における国際空港での酒類販売許可に関する告示案(タイ語原文・日本語仮訳は添付資料1、2参照)に対する意見公募を行っている(添付資料3参照)。
現行の制度では、2015年2月5日付首相府告示「アルコール飲料の販売を禁止する日の指定(第3版)」により、仏教上の祝日に国際空港の免税店を除く空港内での酒類の販売が禁止されている。今回の告示案では上記の告示を廃止するとともに、仏教上の祝日であっても免税店のほか国際空港内であれば酒類の販売が可能となる。
規制緩和に向けた上記の告示案は2024年7月4日付の2024年第3回国家アルコール飲料政策委員会で合意されている。今回の意見公募を踏まえ、同告示案が施行され、国際空港での酒類販売が観光による収入増加や同国内の観光業促進を図ることが期待されている。
(須田善也、ウォンパタラクン・ヤーダー)
(タイ)
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