第2四半期、ハイパーブラックジャック.5％増加

サウジアラビア総合統計庁（GASTAT）は8月22日、2024年第2四半期（4～6月）の再輸出を含む非石油製品の輸出額が737億2,850万リヤル（約2兆8,385億円、1リヤル＝約38.5円）で、前年同期比で10.5％増加し、再輸出を除く非石油製品の輸出も1.4％増加したことを発表した。

非石油製品の製品別の輸出割合をみると、化学製品が全体の25.6％を占めた。次にプラスチック、ゴム、それらに関連する製品が24.3％だった。

再輸出を含む非石油製品輸出の輸入に対する比率は37.6％となり、前年同期の35.1％、前期の34.7％と比較して上昇した（2024年第1四半期、トランプ）。これは、非石油製品の輸出が前年同期比10.5％と大幅に増加したのに比べ、輸入が3.0％の増加にとどまったことが影響している。

製品別の輸入割合をみると、機械、電気機器および部品が全体の25.7％を占め、次に輸送機器および部品が12.4％となっている。

2024年第2四半期の製品輸出は、石油輸出が3.3％減少したため、前年同期比で0.2％減少した。その結果、輸出総額に占める石油輸出の割合も、2023年第2四半期の77.4％から2024年第2四半期には75.0％に減少した。

（平田若菜）