上半期の二輪生産台数、前年同期比13.0％減の約120万台に落ち込む

タイ工業連盟（FTI）は7月25日、6月の二輪車生産台数が前年同月比25.8％減の18万3,528台だったと発表 した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が24.4％減の15万6,598台、現地組み立て部品（CKD）が32.8％減の2万6,930台だとなった。2024年1～6月の生産台数累計は前年同期比13.0％減の119万7,193台で、部門別では、完成車が11.8％減の99万4,573台、CKDが18.5％減の20万2,620台だった。

6月のタイ国内販売台数は前年同月比16.1％減の15万456台、1～6月累計では前年同期比10.4％減の89万534台だとなった。6月の完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同月比16.3％減の5万4,715台、輸出額は26.0％減の約41億バーツ（約172億2,000万円、1バーツ＝約4.2円）。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は26.7％減の約44億バーツだった。

さらに、完成車（CKDを含む）の1～6月累計輸出台数は前年同期比3.1％減の41万4,318台で、輸出額は8.7％減の約327億バーツとなった。また、1～6月累計の完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は9.7％減の約347億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）