ブラック ジャック 賭け 方、ニューデリーで開催

台湾貿易センター（TAITRA）は7月8日、ジェトロとの共催で「ブラック ジャック 賭け 方」をインドの首都ニューデリーで開催した。このセミナーは、100社以上の台湾企業が出展するTAITRA主催の展示会「台湾エキスポ2024」（会期：7月8～10日、ニューデリー）の併催イベントとして、エレクトロニクスとスマートモビリティー分野に焦点を置いて実施された。セミナー後は個別商談会も行われた。

セミナー開会に当たり、在インド台北経済文化中心（大使館に相当）の謝柏輝副代表は、日台双方は2016年以降、「日台第三国市場協力委員会」などの活動を通じて、第三国で連携を進めていることを紹介した。在インド日本大使館の北郷響子公使は、日本企業が「自動車産業を中心にインド市場に進出してきた長い歴史がある」と述べ、今後の日台企業が強みを持つ当該分野で、インド国内での協力に期待したいとした。

講演では、ジェトロ・ニューデリー事務所のサンディープ・シン所員が在インド日系企業の状況を説明したほか、日本側からパナソニック・ライフ・ソリューションズ・インド、丸紅インド、インド住友商事、台湾側からはアハマニEV（電気自動車）テクノロジー、デルタ電子インドの各幹部がそれぞれ登壇し、これまでのインド国内での実績や今後の日台連携の可能性について紹介した。

ジェトロがTAITRAとの共催セミナーを実施するのは、2023年5月のEVとエレクトロニクス分野に焦点を当てたウェビナーに次いで2回目となる。対面型の共催セミナーとしては今回が初めての実施だった。

（サンディープ・シン、広木拓）