現代自動車、第2四半期は過去最大の売上高、営業利益
(韓国)
ソウル発
2024年07月29日
現代自動車は7月25日、2024年第2四半期(4~6月)の業績(連結ベース)を発表した。2024年第2四半期の売上高は前年同期比6.6%増の45兆210億ウォン(約4兆9,523億円、1ウォン=約0.11円)、営業利益は0.7%増の4兆2,790億ウォン、当期純利益は24.7%増の4兆1,740億ウォンだった(添付資料表1参照)。
2024年第2四半期の世界販売台数(小売りベース)は前年同期比3.0%減の103万4,000台だった。内訳は国内販売が9.6%減の18万6,000台、北米が5.2%増の28万5,000台、欧州が0.9%減の16万3,000台、インドが0.8%増の14万6,000台などだった(添付資料表2参照)。
なお、2023年第2四半期のエコカー〔ハイブリッド車(HEV)、電気自動車(EV)など〕の販売台数(卸売りベース)は、19万2,000台だった。
現代自動車の関係者は、2024年第2四半期の業績について、「高金利が持続しており、需要鈍化と主要市場での競争激化によるインセンティブ増加傾向など、不確実な経営環境が続いている。しかし、現代自動車は、高付加価値車種中心の販売、為替効果などを通じ、売上高営業利益率9%以上の安定的な収益性を維持できた。売上高、営業利益ともに第2四半期ベースで過去最大だった」と説明した。
(李海昌)
(韓国)
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