日系企業、ブラック ジャック 無料 ゲーム
(中国)
青島発
2024年07月16日
亀田製菓(本社:新潟県)の中国現地法人である青島亀田食品(以下、青島亀田)は、7月10日から青島国際ビール祭りとコラボレーションした米菓商品の販売を開始した。山東省青島市の青島亀田の工場で製造された商品で、同市内のホテル、小売店、EC(電子商取引)サイトなどで販売される。また、中国のSNSを活用したプロモーションも行う予定。
青島国際ビール祭りは1991年に始まり、2024年が34回目となり、7月19日から8月11日にかけて24日間開催される。2023年開催の第33回には延べ617万人の来場があり、今回も延べ600万人の来場が見込まれている。
青島亀田は2003年に、日本向けの「海苔(のり)巻き」などの米菓の製造拠点として山東省青島市に設立された。現在は中国市場のさらなる開拓に向け、中国消費者向け商品の開発、生産、販売をしている。2023年には上海支所を設立し、中国市場向け販売を強化しているところ。
ジェトロが2023年8月から9月にかけて行った「2023年度ブラック ジャック 無料 ゲーム進出日系企業実態調査(中国編)(1.4MB)」では、山東省の日系企業の売上高に占める輸出の比率が44.7%(中国全体平均34.6%)となっており、同省日系企業は日本市場向けの輸出商品などの生産拠点としての役割が大きい。2023年営業利益見込み改善の理由(複数回答)をみた場合でも、「輸出先市場での需要増加」を挙げた企業の比率は26.1%と中国全体平均(22.2%)よりも高い。一方で、同要因として「現地市場での需要増加」を挙げた企業の比率は41.7%と中国全体平均(42.7%)を下回っている。2023年営業利益見込み悪化の理由(複数回答)をみた場合、「輸出先市場での需要減少」を挙げた企業の比率は48.3%と中国全体平均(36.1%)より高く、輸出中心の販売構造となっており、今後は中国国内販売(内販)のさらなる強化が売り上げ拡大の鍵とされる。
他社の著名IP(知的財産権)の活用は、自社商品・ブランドの訴求力・認知度の拡大につながる。青島亀田の田野信夫董事長・総経理は「国際ビール祭りの現地でのブランド力も活用して、地元の祭りの雰囲気を盛り上げ、自社商品の内販拡大につなげたい」と述べている。
(赤澤陽平)
(中国)
ビジネス短信 d0853ff5d9a5fe1e