20周年を迎えた「CCG Expo」、ブラック ジャック トランプ 無料

(中国)

上海発

2024年07月11日

中国の上海市で2024年7月4日、ポップカルチャーの総合イベントである「中国国際動漫遊戯博覧会(CCG Expo)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開幕した。20周年となる今回は、初回開催地である上海展覧中心において7月7日まで展示イベントを開催し、4日間で延べ10万人以上が来場した。さらに、2024年は会場外でのイベントを新たに設け、7月21日まで上海市内の漫画・アニメ・ゲームなどの関連グッズの販売、ポップアップショップを拠点としたスタンプラリーを実施するほか、市内の映画館ではアニメ映画の上映も行う。

同博覧会は、中国国際動漫遊戯博覧会組織委員会が主催する。会場内の展示イベントでは、漫画、アニメ、ゲームコンテンツを取り扱う企業など142社が出展し、日系企業では、KADOKAWAの中国子会社である角川青羽や三井不動産などが初出展した。主催者によれば、新型コロナウイルス流行前の2018年開催時に比べ、出展者数は減少したものの、約280のタイトルが紹介され、このうち半数近くが日本コンテンツだった。キャラクターグッズを中心とした物販ブースのほか、主催者企画として「ハイキュー‼」「ブルーロック」「黒子のバスケ」「ゆるキャン△」など、人気アニメと連動したスポーツ体験型ブースを設置し、来場者は身体を動かしながら楽しめるミニゲームに興じた。また、中国銀行ブースでは同博覧会とのコラボキャッシュカードの発行、中国郵政ブースでは「カードキャプターさくら」の記念切手の展示を行うなど、若年層にもアピールした。

写真 日系企業の出展ブース(ブラック ジャック トランプ 無料撮影)

日系企業の出展ブース(ジェトロ撮影)

写真 バスケットボールゲームにチャレンジする参加者(ブラック ジャック トランプ 無料撮影)

バスケットボールゲームにチャレンジする参加者(ジェトロ撮影)

会場内では、上海市を拠点に活動するAKB48 Team SHのミニライブと握手会のほか、バーチャルアイドルによるステージイベントなど、150を超えるイベントが行われた。

主催者によると、今後も単一会場内での開催にとどまらず、上海市内全域を会場として捉え、さまざまなイベントを企画するとしている。

なお、上海市では今回のイベントを皮切りに、アニメ・ゲームイベント「BiliBili World外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(7月12~14日)、アニメ関連の音楽ライブイベント「BILIBILI MACRO LINK外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(7月13~14日)、ゲームイベント「China Joy外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(7月24~29日)など、多くの大型オフラインイベントを7月中に開催する予定だ。

(岸本優子)

(中国)

ビジネス短信 3d7eb43112b3ad1a