韓国、ルーマニアと自走砲54両などの武器輸出契約を締結
(韓国、ルーマニア)
ソウル発
2024年07月12日
韓国の防衛事業庁は7月10日、ルーマニアとK9自走砲54両、K10弾薬運搬車36台など、合計1兆3,000億ウォン(約1,560億円、1ウォン=約0.12円)の輸出契約を締結したと発表した。韓国にとってルーマニアは、オーストラリア、エジプト、インド、ノルウェー、エストニア、トルコ、ポーランド、フィンランドに続き、9番目のK9自走砲輸出先となる。今回の契約は2023年からの政府高官の相互訪問などで話が進められたもので、韓国の国防産業大手のハンファエアロスペースとルーマニア国防省の間で締結された。
石鐘建(ソク・ジョンゴン)防衛事業庁長は「今回の輸出契約を基に、今後『レッドバック装甲車』や『K2戦車』などの地上武器体系と防空システムなどの誘導武器事業でも、ルーマニアとの協力が拡大していこう」と期待感を示した。
(李海昌)
(韓国、ルーマニア)
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