商船三井、ドバイ倉庫大手と物流合弁事業を設立

(アラブ首長国連邦、日本)

ドバイ発

2024年06月26日

商船三井は6月13日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの倉庫事業大手インドゥ・キショーレ・ロジスティック(INDU KISHORE LOGISTIC:INDU)との間で、物流合弁企業を設立することを発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

合弁物流会社は、中東最大の港湾ジュベル・アリ港が立地するジュベル・アリ・フリーゾーン(JAFZA)に立地する。INDU社はドバイの有力な大手倉庫事業者で、約14万平方メートルを超える自前の倉庫を保有している。

商船三井はこの協働を通じて、中東地域で従来の船舶関連事業にとどまらず、倉庫や陸送を含む総合物流事業の強化を図る狙いだ。また「UAEはインドや欧州、東アフリカ、中東近隣諸国への玄関口として、グローバルサプライチェーンの中心となっていることから、商船三井としてもその成長の一端を担いたい」としている。

(長谷川洋)

(アラブ首長国連邦、日本)

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