国連総会、ブラック ジャック ゲーム ルール

(イスラエル、パレスチナ、アラブ首長国連邦、日本、米国、世界)

テルアビブ発

2024年05月13日

国連総会は5月10日、パレスチナ自治区ガザ地区の危機に関する緊急特別会合を開催し、ブラック ジャック ゲーム ルールを採択外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

国連安全保障理事会は4月18日、パレスチナの国連加盟の勧告を求める決議案の採決を行ったが、常任理事国の米国が拒否権を行使して否決されていた(国連安保理、ブラック ジャック)。こうした状況を受け、アラブグループを代表してアラブ首長国連邦(UAE)が安全保障理事会に対し、パレスチナの国連加盟を再検討するよう求める決議案を提出した。

採決の結果、177カ国中143カ国が賛成し、採択に必要な3分の2の票を得て採択された。主要国ではオーストラリア、ブラジル、中国、フランス、インド、インドネシア、日本、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ共和国、トルコなどが賛成した。反対はアルゼンチン、チェコ、ハンガリー、イスラエル、ミクロネシア連邦、米国、パプアニューギニア、ナウル、パラオの9カ国にとどまった。棄権はカナダ、ドイツ、イタリア、英国など25カ国だった。

また、今回の決議案の採択によって、パレスチナは現在の「非加盟オブザーバー国家」の地位に加え、9月の国連総会から、加盟国の中にアルファベット順に着席する権利や、グループを代表して発言する権利、グループを代表して提案や修正案を提出する権利、国連総会本会議や主要委員会の役員に選出される権利などが付与されることになる。

決議案の採択を受けて、パレスチナ自治政府(PA)のマフムード・アッバース議長は「この決議案への圧倒的な賛成票は、パレスチナ問題で具現化された正義、自由、平和の価値観を支持し、パレスチナ人に対するイスラエルの継続的な犯罪に対して、世界が結束していることの決定的な証拠になる」と主張し、「パレスチナ国が国連安全保障理事会の決議を通じて国連の正式加盟を目指す努力を推し進める」と述べた(パレスチナ通信社「WAFA」5月10日)。

一方、イスラエルのイスラエル・カッツ外相は声明の中で「本日、国連総会で下された不条理な決定は、国連の構造的な偏向を浮き彫りにした」と非難した(「タイムズ・オブ・イスラエル」紙5月10日)。

イスラエルとハマスの衝突の詳細についてはジェトロの特集を参照。

(中溝丘)

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