回転ずしの「スシロー」、天津1号店をオープン

(中国)

北京発

2024年05月22日

回転ずしチェーン「スシロー」を運営するFOODLIFE COMPANIES510日、中国・天津市の地下鉄鼓楼駅近くの商業施設「天津大悦城」内に、スシロー天津1号店(以下、天津大悦城店)をオープンした。

同社は、2021年に広東省広州市に1号店をオープンして以来、中国本土で店舗数を拡大している。華北地域では初出店となる。

天津大悦城店は、面積406平方メートル、卓数40卓、席数209席となっている。価格帯は110元(約210円、1元=約21円)から28元に設定され、看板商品の「マグロ(赤身)」を含め、すしメニューの約半分以上が10元で提供されており、すしは約120種類、サイドメニューは約80種類そろえられている。

同店にはオープン直後から来店客が長蛇の列を作り、特に若者が多かった。店外で順番待ちしていた20代の女性客は「普段からすしを食べるのが大好きで、天津のほかの回転ずし店にもよく食べに行く。今回はSNSでスシローが天津にオープンすることを知り、とても期待している」と話した。また、食べ終わった20代の別の女性客は「食材が新鮮で、値段が安い。マグロと赤エビが特においしかった」と話した。

スシローの北京現地法人である北京寿司郎餐飲の松田一成董事総経理は「世界各地の新鮮でうまい食材を厳選すること、素材の良さをより際立たせるための店内調理、スシロー独自の技術を用いる回転ずし総合管理システムを取り付けた鮮度管理という3つのこだわりを徹底することにより、スシローならではのおいしさをお客様に提供することができる。『うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。』という企業理念のもとで、お客様にこの価格でこんなにおいしいおすしが食べられるのかと感じていただきたい」と強い意気込みを示した。

写真 スシロー天津大悦城店のオープンセレモニー(実写 版 ブラック ジャック撮影)

スシロー天津大悦城店のオープンセレモニー(ジェトロ撮影)

写真 スシロー天津大悦城店の入り口(実写 版 ブラック ジャック撮影)

スシロー天津大悦城店の入り口(ジェトロ撮影)

写真 座席には注文用のタッチパネルを設置している(実写 版 ブラック ジャック撮影)

座席には注文用のタッチパネルを設置している(ジェトロ撮影)

(胡夢雲)

(中国)

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