韓国のOEM・ODM化粧品大手2社、第1四半期の売上高好調、ブラック ジャック やり方 カジノ向けが後押し

(韓国)

ソウル発

2024年05月21日

韓国の大手化粧品OEM(委託者ブランドの製品生産)/ODM(委託者ブランドの製品設計・生産)のコスマックス、韓国コルマーは、それぞれ2024年第1四半期(1~3月)の業績(連結ベース)を発表した(コスマックスは5月13日付、韓国コルマーは5月16日付の発表、添付資料表1、表2参照)。

コスマックスの第1四半期の売上高は5,268億ウォン(約579億円、1ウォン=約0.11円)、営業利益は455億ウォンで、いずれも前年同期より増加した。一方、韓国コルマーの売上高は5,748億ウォン、営業利益は324億ウォンとなった。営業利益は2社とも前年同期比で大幅に増加した。

特に、コスマックスの業績について、同社は次のとおり説明している。

  • 韓国国内の売上高は、内需回復などにより増加した。
  • 全体的に輸出が好調だった。日本向け輸出はブランド品が順調に成長した。米国、タイ向けの輸出は前年の売上高規模が小さかったこともあり、高い増加率を示した。インドネシア向け輸出は、利益率の高い製品群を中心に売上高が増加した。
  • 中国では、メイクアップ製品とインディーズブランド(注)の売上高が拡大した。

(注)一般的な化粧品会社が出すブランドではなく、インフルエンサーなど個人が立ち上げたブランドラインを指す。

(花輪夏海)

(韓国)

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