中国のバッテリー用部品メーカー、米ノースカロライナ州に製造施設建設を発表
(米国、中国)
アトランタ発
2024年05月07日
米国ノースカロライナ州経済開発機構(EDPNC)は5月2日、中国のバッテリー部品メーカー子会社のグリーン・ニュー・エナジー・マテリアルズ(GNEM)がノースカロライナ州デンバーに1億4,000万ドルを投じ、リチウムイオンバッテリー(Lib)用セパレータの製造施設を建設すると発表した。
GNEMの親会社は深セン・シニア・テクノロジー・マテリアルで、2003年に中国深センで創業し、主にLib用セパレータの研究開発、製造、販売を行っている(「ビジネス・ジャーナル」紙電子版5月2日)。同社の米国子会社として2023年に設立されたGNEMは、テスラ、ステランティス、フォルクスワーゲン、フォード、BMW、サムスン電子、LGエレクトロニクス、AESCなどと戦略的パートナーシップを結んでいる。今回発表した施設は同社にとって米国で初めての製造施設で、本格稼働時には545人の雇用を創出する見込みだ。
ノースカロライナ州では、LiBに使用する合成黒鉛の大手メーカーのインドのイプシロン・アドバンスト・マテリアルズによる6億ドル以上の投資()や、先端材料研究の米国フォージ・ナノによるLiB製造工場建設のための1億6,500万ドル以上の投資(関連カジノ 無料 ゲーム アプリ)などバッテリー関連企業の投資が相次いで発表されている。また、トヨタ自動車が総額139億ドルを投じて建設中の電気自動車(EV)用バッテリー工場が2025年に稼働予定で(トヨタ、米国のEV用バッテリー工場に80億ドルの追加オンライン)、大日本印刷や冨士発條など関連する日本企業も投資を発表している(、関連ブラック ジャック 攻略)。
(檀野浩規)
(米国、中国)
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