新スコットランド首相にブラック ジャック ルール ディーラー、議会での合意形成に注力
(英国)
ロンドン発
2024年05月09日
英国のスコットランドで5月7日、与党・スコットランド国民党(SNP)のジョン・ブラック ジャック ルール ディーラー元副首相が首相に就任した。同氏は4月29日に辞任を表明したフムザ・ユスフ前SNP党首の後任として、6日に党首に選出されていた(関連ブラック ジャック ゲーム)。
ユスフ政権時の緑の党との連立解消により、SNPは少数与党となっている。ブラック ジャック ルール ディーラーは議会に対し、少数与党を率いることを踏まえ、政策の実現のためにさまざまな関係者の支援が必要とし、議会での合意形成に努めると述べている。
8日には組閣も行われ、新副首相にケイト・フォーブス財務・経済相を任命することが発表された。フォーブス氏は前回の党首選でユスフ氏に敗北、今回の党首選でも立候補が取りざたされていたものの、ブラック ジャック ルール ディーラーへの支持を表明し、立候補を見送っていた。
ブラック ジャック ルール ディーラーは組閣に合わせて優先事項も発表。児童の貧困の撲滅と、経済成長の加速、気候変動目標の達成、公共サービスへの投資の4点を挙げた。独立については、将来的にはスコットランドにとって最適としながらも、実現のためにはより多くの人々を納得させる必要があるとした。同氏は6日に党首に選出された後の演説でも、独立については「敬意と尊重の意をもって」人々を説得すると述べていた。
なお、ユスフ政権時に解消された緑の党との協定「ビュートハウス協定」については回復する意向はないとされている(「ポリティコ」5月7日)。
(山田恭之)
(英国)
ブラック ジャック ルール ディーラー短信 0a41be464757deea