バングラデシュ、熱波で全国的に猛暑が続く

(バングラデシュ)

ダッカ発

2024年04月22日

バングラデシュでは、4月中旬ごろから熱波が到来し、猛暑が続いている。2023年も猛暑が襲い記録的な暑さとなったが、2024年は前年よりも暑さが長期化するとも報道されている(「ビジネススタンダード」紙2024年4月15日)。

バングラデシュ気象局(BMD)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは4月22日付の発表で、同日から72時間は熱波が到来するとして警告を発している。BMDによると、4月21日の首都ダッカの最高気温は38.2度で、同日の国内最高気温としては西部チュアダンガで42.2度を記録した。さらに向こう5日間は目立った変化はなく、引き続き夜間も全国的に気温は下がらないと予報を出している。

この熱波の到来を受けて、バングラデシュ政府は4月20日から1週間の学校閉鎖を決定した、と報じられている(国営通信BSS2024年4月20日)。インターナショナルスクールなどは通常どおり開校しているものの、熱波のため屋外での活動や授業は中止し室内での授業のみとする対応を取っている。

出張でバングラデシュを訪問する場合は、熱中症や強い日差しに注意の上、こまめな水分摂取を行うなどの対策が必要だ。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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