中部電力・JERAがカタール送電水道公社・発電造水会社と電力技術協力に合意
(カタール、日本)
ドバイ発
2024年03月12日
中部電力はカタール送電水道公社「Kahramaa(以下、「カーラマ」)」と、JERAはカタール発電造水会社「Qatar Electricity and Water Company(以下、「QEWC」)」と、それぞれ電力分野における技術協力に関するパートナーシップに合意し、3月6日に覚書を締結したと発表した。
中部電力は2007年にカーラマおよびQEWCと技術協力協定を締結し、発電技術協力や研修生の相互受け入れなどを実施してきた。今回は、中部電力がカーラマおよびQEWCと締結している協定をカーラマとの間で更改するとともに、発電に関する技術協力について、JERAが新たにQEWCと覚書を締結した。
カーラマのエサ・ビン・ヒラル・アル・クワリ総裁は「中部電力との協力関係は15年に及んでいる。カタールの電力業界にとって有意義かつ付加価値をもたらす協力関係を継続することをうれしく思う」と述べている。カーラマのプレスリリースでは、「中部電力は、カタールの液化天然ガスの最初の顧客のうち1社で、1997年に最初の積み荷を受け取ったことは、特筆すべきことだ」とされている。
(長谷川洋)
(カタール、日本)
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